もうすぐ1年歯科医奮闘記 |
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根室市の歯舞漁協が納沙布岬沿岸に移植放流していたエゾバフンウニ約3トンがラッコに食べられ、壊滅的な被害を受けていることが分かった。被害額は判明分だけで約500万円に達し、同漁協は頭を悩ませている。
ウニは昨年5月に移植された。たも網漁の初出漁となった今月4日、漁業者が海底に殻の割れたウニが大量に堆積(たいせき)しているのを発見、同漁協がダイバーによる潜水調査を行ったところ、ほぼ全滅していたという。食害は同岬近くの別の2カ所でも確認された。市歴史と自然の資料館が殻などを鑑定し、「割り方からみてラッコによる食害」と断定した。 同岬沿岸では昨年5月以降、釧路川(釧路市)で人気者になった「クーちゃん」が移りすみ、これを機に年末以降は2〜6頭が生息しているという。ラッコは1日に6〜10キロほど食べ、特にウニやカニなど高価な海産物を好物にしている。 02年から2〜3頭が生息している襟裳岬沖(日高管内えりも町)でも03年、ウニが壊滅的な食害を受けたことがある。オホーツク海側のウニのたも網漁は昨年度、約2億3000万円の水揚げがあったが、同漁協は「ラッコが居座っているので、資源が少なくなれば漁業者は生活できなくなる。被害額は3000万円以上になるかもしれない」と懸念する。 ラッコは法律で捕獲が禁止されている。同資料館の近藤憲久・学芸主任は「米国では、漁業海域にラッコが現れた場合、麻酔銃で捕獲し、保護区に放獣する取り組みが行われている。(日本も)共生に向けて対策を講じていかなければならないと思う」と話している。【本間浩昭】 【関連ニュース】 ラッコ:県内で1頭、「トマト」が老衰死−−シーパラダイス /静岡 海響館:ウニの受精など観察 人気コーナー「オープンラボ」 /山口 ラッコ:クーちゃん現れ1年 釧路でイベント、絵画展など開催 /北海道 ・ 東京大空襲 65年、遺族「最後の節目の日になるかも…」(毎日新聞) ・ <将棋>羽生が猛攻、終盤へ 王将戦第6局(毎日新聞) ・ 写真が語る 空襲の恐怖 大阪で特別展(産経新聞) ・ <日米密約>引き継ぎ、海部政権まで 公開の外交文書で判明(毎日新聞) ・ 橋下知事「北朝鮮はナチスと同じ」 朝鮮学校無償化問題で(産経新聞)
by 7hhdrhy7l0
| 2010-03-18 11:47
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